インフレ懸念進行材料が増し増し
本ブログでは金融市場の動向についてリセッション懸念とインフレ懸念のパワーバランスによって読み解いてきました。
また、8/13に執筆した記事「来週はドル高!?|2022/8/13」にて、リセッション懸念よりもインフレ懸念のほうが強いという見解も述べてきました。
昨日は、さらにインフレ懸念進行を示唆するネタが増えたので、そのネタについて紹介したいと思います。
まず一つ目は、昨日のFOMC議事要旨ですね。
玉虫色な内容だったため、オカタツが独自に解釈した内容を記載します。
FRBは、来年中に利上げを減速させるが、利下げの可能性は極めて薄いという趣旨だったように見受けられました。
二つ目は、FOMCの投票権を持つ米セントルイス地区連銀のブラード総裁が、次回(2022/09/21)のFOMCで0.75%の利上げ実施に賛成するとタカ派な意見を述べました。
FedWatch Tool(FF金利先物を使用したFF金利予想ツール)のProbabilities(将来の見込み)で、市場の予想を確認してみましょう。水色のセルに最も確率の高い予想値が入力されていますので、水色のセルを注視してください。
次回(2022/09/21)のFOMCでは、0.50%の利上げ予想が最も確率が高いですが、0.75%の利上げ予想と拮抗しています。それ以降は、0.25%程度の利上げしか予想されていません。
なお、来年の7月までは利下げを織り込んでいません。
三つ目のインフレ懸念進行ネタは、昨日発表された「フィラデルフィア連銀景況指数 08月」の結果です。
結果は+6.2と市場予想-5.0を大きく上回りました。前回値は-12.3だったことから判断すると、予想外の回復を見せていることになります。これで、リセッション懸念は大きく後退したと判断され、インフレ懸念がクローズアップされることでしょう。
最後に、毎度掲載している以下の黒板を確認しておきましょう。
- 条件:「米国リセッション懸念」より「米国インフレ懸念」が大きい
- FF金利利上げの激化
- 米国長期金利が上昇
- 米国株下落
- ドル高
- 円安
米国株は、上昇しがちですが、後々ボディーブローが効いてきて、ダウンします。米国株の動向については、改めて土曜日に記載したいと思っています。
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現在の有効ストラテジーについて
「CNN Fear & Greed Index」の現在値は「54」で「Neutral」です。
32以上68以下の範囲なので、トレードは問題なく続行できます。
以下は、現在のEURGBPとUSDCADの参照用ストラテジ情報になります。
EURGBPが売建玉と買建玉の両方を保有したため、ストラテジーを有効にしていません。
USDCADは、売建玉のみのため、昨日に続き、ストラテジを有効にします。
以下に、現在の有効ストラテジーについて掲載します。
有効ストラテジ(2022/08/18 15:40)
ストラテジ名 |
通貨ペア |
数量 |
DaFeng |
USDCAD |
5(千) |
GOAL100 |
USDCAD |
5(千) |
※上記はセントラル短資FXのミラートレーダーで取り扱っているストラテジです。
※なお、ストラテジを有効にすることは、建玉(ポジション)を持つことではありません。有効にしたストラテジが自動で建玉を持ったり決済をしたりします。
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現在の建玉一覧
以下は現在の建玉照会一覧になります。
項目はセントラル短資FXミラートレーダーの画面に表示されているものと同じです。
現在の決済履歴一覧
以下は実践トレードにおける全決済履歴一覧になります。
項目はセントラル短資FXミラートレーダーの画面に表示されているものと同じです。
現在の口座状況
以下は実践トレードにおける現在の口座状況になります。
科目はセントラル短資FXミラートレーダーの画面に表示されているものと同じです。
なお、初期(2022/04/01)口座資産は「¥1,500,000」です。
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当ブログの実践トレードでは、セントラル短資FXのミラートレーダーを使用しています。
※ミラートレーダーの操作や投資判断は、全て自己責任で行ってください。当方は一切の責任を負いません。
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