来週は日本・米国・英国・スイスの政策金利発表でヒャッハー!

来週は、毎月お騒がせします先進国の政策金利発表が4つもあります。

まずは、9/22(木)3:00に、FOMCが政策金利を発表します。
先日の消費者物価指数が予想よりも低かったことから相場に動揺が走り、FF金利先物市場は一時期、1.00%の利上げを織り込み始めましたが、現在の利上げ予想確率は、0.75%利上げが82%であり、1.00%利上げが18%です。
パウエル議長率いるFRBが市場予想を裏切り、とがった1.00%利上げを選択することは考えられないので、0.75%利上げで決まりでしょう。

次に、同日正午過ぎ、日銀の政策金利が発表されます。
日銀と財務省は、為替介入については言及するも政策金利やYCCについては一言も言及することがなかったので、日銀の政策金利は前回と同じ「-0.1%」で間違いないでしょう。


次に、同日16:30に、スイス中銀が政策金利を発表する予定です。
こちらも大幅利上げが予想されています。スイスフランのトレードをされている読者は注意が必要です。動向の詳細については次の項目で述べます。

最後に、同日20:00に、エリザベス女王死去により延期された英国中銀の政策金利発表が控えています。動向の詳細については次の項目で述べます。

日本時間の9/22(木)に4つとも発表されるため、9/22(木)の為替相場は揺れに揺れまくりそうです。

スイス中銀の政策金利について

スイス中銀は、前回の政策金利発表(6/16)で、まさかの0.50%の利上げを発表し、オカタツも懐刀で刺される格好となり、実践トレードで大敗を喫することとなりました。

本年、実践トレードを開始後、16連勝という輝かしい成績を出していたこともあり、CHEJPYのトレードに対し、いつもの6倍の数量(30K)で臨みました。 スイス中銀の利上げ前は200pipsほどの評価益が出ていたのですが、利上げが発表されると、あれよあれよと評価損が出て、最後は300pipsの損切りをするという結果となりました。

オカタツも苦しめられたスイス中銀ですが、今回も大幅利上げをするらしいです。

スイス中銀のジョーダン総裁は、「主要中銀の金融政策の正常化は、我々にとってプラス。」「ECBが0.75%や1.00%の利上げをしても問題ない。」等の発言をしています。
主要中銀が利上げをしたところで、うちも利上げをするから問題ないっすってことですね。

現在スイスの政策金利は「-0.25%」であり、今回の利上げは前回と同じ0.50%が予想されています。予想どおりとなると、マイナス金利からプラス金利にもなり、マーケットへのインパクトは大きいですね。

英中銀の政策金利について

一番厄介なのがこれですね。。
現在、実践トレードでは、EURGBPの売建玉を保有しているため、英中銀の政策金利の発表は収益におもいっきり影響を受けます。

英金利先物市場が織り込む利上げ確率は、0.5%の利上げと0.75%の利上げがフィフティーフィフティーです。
0.75%の利上げが優勢だったのですが、先日の小売売上高の結果が悪かったため、フィフティーフィフティーな状況となってしまいました。

0.75%の利上げが発表された場合は、ポンドが買われるので、EURGBPの売建玉は助かります。
その逆であった場合は、ちょっとやばいですね。現在、EURGBPの価格は、逆指値による損切りラインまで100pips圏内にあります。