昨日のポンド急落でEURGBPの売建玉は損切り!

昨日日本時間の18時頃、トラス首相の経済再生計画を受けて、クワーテング英財務相は大規模な減税と大幅な借り入れ増額を発表しました。

市場参加者は、この政策に景気後退懸念を増大させたため、英国債とポンドは叩き売られました。

このポンド急落でEURGBP相場も急騰し、実践トレードで保有している売建玉がストラテジにより損切りされる事態となりました。。二つのストラテジによる合計10Kの取引数量であり、300pipsの負けです。

不測の事態への対処方法はあったのか!?

英財務相の発言が発表されるまでのEURGBP相場は、小気味よく下がっていたので、今回の急騰は完全なる不測の事態でした。

現在のストラテジレベルは、AIとは異なり、ニュースソースを読み取って予兆をつかんでトレードをするなんていう芸当はできません。そのため、手動決済すべきときは、ストラテジに任せず、手動決済を実行しなければいけません。

今回、300pipsの評価損が出るまでに手動決済をしていれば、もちろん損失を縮小することは可能でしたでしょうが、200pips程度の評価損からあっという間に300pipsの損切りに至りましたので、手動決済はとても難しかったと思います。

エントリ前に投資額のコントロールでリスク管理はできていた

セントラル短資ミラートレードでは、最低投資額数量が5Kとなっています。
EURGBPのストラテジを有効にするとき、ユーロ圏と英国のスタグフレーション懸念は増大していたので、最低投資額数量である5Kにしていたのは、ナイスな判断だったと思います。

かねてより、本ブログでは、ドル円、クロス円、スイスフラン円及びクロススイスフランのストレージに関して、投機の対象になりやすいという理由でトレードの対象外にする旨を伝えてきました。
一方、EURGBPに関しては、好成績な実績があり、また、ユーロ圏と英国の経済は目くそ鼻くそな状況だったので荒れっぽい値動きはしないものと判断し、ストラテジを有効にしてきました。

エントリ前、口座資産と予定証拠金額から判断して、15Kまで投資数量を上げることが可能でした。自動売買をしてもなんの問題もないと判断していた場合は、15Kを突っ込んでいました。これをしていたら損失額は3倍になっていました。

現在のストラテジと建玉状況

現在、有効にしているストラテジはありません。
また、現在、建玉もありません。

現在の決済履歴一覧

以下は実践トレードにおける全決済履歴一覧になります。
項目はセントラル短資FXミラートレーダーの画面に表示されているものと同じです。
決済時刻で昇順ソートしています。


現在の口座状況

以下は実践トレードにおける現在の口座状況になります。
決済履歴一覧の実現損益と口座資産額が合わない部分は、スワップポイントになります。
科目はセントラル短資FXミラートレーダーの画面に表示されているものと同じです。
なお、初期(2022/04/01)口座資産は「¥1,500,000」です。

当ブログの実践トレードでは、セントラル短資FXのミラートレーダーを使用しています。

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※ミラートレーダーの操作や投資判断は、全て自己責任で行ってください。当方は一切の責任を負いません。