昨日のドル円は、148.500円手前まで調子よく上昇しましたが、その後1円以上も急落しました。ステレス介入があったという憶測が飛び交っていますが、これはFOMC後に売られすぎていた米2年債で巻き戻しが起こり、米2年債利回りが急落したことによるものです。ステレス介入に杞憂する人たちは、米2年債利回りとドル円との連動を注視していないのでしょう。
 今後のドル円の値動きについて、エリオット波動を使って予想したいと思います。

ドル円のエリオット波動カウント変更点

 昨日は、X(@Ryujuok)で予想したとおり、ドル円が下落しましたが、下落幅が想定外だったため、カウントの変更をしなければいけなくなりました。



 昨日のエリオット波動のカウントでは、9/20 16:00に、3波のうちの➂波、そのうちのⅰ波終点をプロットしましたが、そのポイントは、ⅰ波のうちの㊂波終点に変更しました。
 9/21 9:00が、ⅰ波終点であり、そこからの下落がⅱ波、そして現在の上昇波をⅲ波としてカウントし直しました。

 現在、➂波のうちのⅲ波が進行しており、いわゆるサードオブサードで強含んで上昇しています。まもなく、ⅲ波も終わりかなといった感じです。ⅳ波が始まると、だらだらと横這いに動くことが多いです。本日は横ばいで終わるかもしれません。

 お昼に日銀の金融政策発表があり、粘り強い金融緩和を続ける方針を発表したところから、ドル円は上昇してきました。
 本日後半は、NY勢がドル円のFOMO(Fear Of Missing Out)買いをすれば、上昇地合いは続くでしょう。昨日付けた高値である148.462円は、簡単に超えるでしょう。149円手前では、介入警戒感から上値が重くなるかもしれませんね。