ブログ記事で指摘したとおり、7/3(月曜日)に発表された「ISM製造業景況指数」の結果が、予想値または前回値を下回ると、一時的にドル円は急落して、その後も弱含みました。財務省による口先介入もあり、先週のように小気味よく上値を追う展開はみせていません。一方、メキシコペソ円は、7/3(月曜日)に発表された景況感指数が好調だったこともあり、急落を免れており、8.5円手前で攻防を繰り返している状況です。こんなつよつよのメキシコペソであっても、ドル円がこのまま下落し続けることになると、弱含むはずです。今回は、メキシコペソ円の押し目買いポイントについて考察したいと思います。
  • 4月から5月にかけてサポートの役割を果たした20日MA
  • エリオット波動の第4波は第3波を「23.6%から38.2%」修正する

4月から5月にかけてサポートの役割を果たした20日MA

 以下はメキシコペソ円の日足チャートです。


 ボリンジャーバンドの中心線(緑色ライン)は20日MAに設定しています。4月から5月にかけて、この20日MAにサポートされて反発上昇しているのが確認できます。
 現在値から最も近い押し目買いポイントは、この20日MAになります。20日MAの現在値は「8.2763円」です。ただし、このラインは動きますので、随時現在値を確認してください。

 また、このポイントで無理くりに押し目を拾う必要はありません。メキシコペソ円は、買われすぎ感がハンパなく、落ちるときは暴落するかもしれません。落ちてくるナイフを無邪気に拾おうとすると手首ごと持ってかれるので注意してください。下値が固まったことを確認してから拾いましょう。拾いたいタイミングが近づいたら、ツイッター(@Ryujuok)でつぶやきたいと思います。忘れたらごめんなさい。

エリオット波動の第4波は第3波を「23.6%から38.2%」修正する

 前回アップした「メキシコペソ円の利益確定ポイントについて|2023/6/23」の記事にも記載しましたが、メキシコペソ円は、2022/12/20から上昇の第1波を形成し、現在は、第3波の終わりごろを形成しています。

 以下のメキシコペソ円の日足チャートを確認してください。第1波から第4波まで青字でプロットしています。

 本日高値で第3波が終了したと仮定して、第3波の値幅にフィボナッチリトレイスメントを引きました。
 第3波が終了すると、第4波を形成するわけですが、この第4波は第3波を「23.6%から38.2%」修正する特性があります。
 「23.6%」修正したときの価格は「8.0883円」です。また、「38.2%」修正したときの価格は「7.8399円」です。

 この価格の間、つまり、「8.0883円~7.8399円」で押し目買いを狙ってみるのも得策です。
 また、ボリンジャーバンドの-3σのラインが、この価格帯に入ろうとしています。ボリンジャーバンドの-3σのラインも強力なサポートラインになりますので、この価格帯での押し目買いは手堅いと言えるでしょう。
 なお、ボリンジャーバンドの-3σのラインは、現在、「7.8271円」辺りにあります。

 注意してほしいのは、今後上値が更新されるようなことがあれば、フィボナッチリトレイスメントを引き直す必要がある点です。また、このポイントについても無理くりに拾わず、下値が固まったところで、押し目を拾うようにしましょう。

 今回記載した押し目買いポイントは、為替介入、日銀のYCCバンド幅変更や銀行破綻等の話があれば、簡単にぶっこ抜かれるでしょう。さらに下にも押し目買いポイントはあります。次回は、それらの押し目買いポイントについて考察したいと思います。

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