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 前回のブログ記事で予想したとおりドル円は下落局面入りして、3.4円程度下落しました。先週の安値は137.235円であり、終値は138.681円です。
 また、前回のブログ記事では、どこまでドル円が下落するのかについて、二つのシナリオで解説しました。一つ目のシナリオは、「141.387~139.142円」辺りまで下落するというものであり、二つのシナリオは、「136.116から131.025円」辺りまで下落するというものです。先週の安値が137.235円であるため、どちらのシナリオで値動きしているのか判断するのは難しいです。
 今週は、7月 18日 (火曜日) 21:30に「米)小売売上高」、7月 21日 (金曜日) 08:30に「日)全国消費者物価指数」の発表が予定されており、これらの経済指標の結果次第で大きく上下のどちらかに振れそうです。
  • トレンドラインを下抜けてしまったドル円の行くへは!?
  • 前回発表したエリオット波動による値動きを再確認!

トレンドラインを下抜けてしまったドル円の行くへは!?

 以下はドル円の日足チャートです。



 2023/03/24につけた安値(129.638円)から直近高値(145.071)に対して、フィボナッチリトレイスメントを引いています。ちょうど半値(0.5)のポイントで反発しているのが確認できますね。しかも、100日MA(青色のライン)と200日MA(紫色のライン)が交差したところで反発しているようにも見えます。

 100日MAも200日MAも強力なサポートラインとなり、今後の上昇を示唆していますが、トレンドライン(赤い斜線)を下に抜けてしまっている点にも注意しなければいけません。トレンドラインの下抜けは下落を示唆しています。

 トレンドラインの下抜けがダマシであれば、今後は上昇することになります。トレンドラインの上に行くまでは、予断を許さない状況です。

 7月 18日 (火曜日) 21:30に発表される「米)小売売上高」の市場予想は、前回よりも高い値が期待されています。予想どおりならドル円は上昇して、トレンドラインの上に行くかもしれません。その一方、予想より低い値が発表されたのなら、ドル円は下落するでしょう。
 7月 21日 (金曜日) 08:30に発表される「日)全国消費者物価指数」の市場予想値は、前回よりも高いです。総合指数の予想値が3.5%であり、コア指数の予想値が3.3%です。予想どおりなら、アメリカの物価よりも高いやんけ~~!(もうすでに高いw)ってことで、YCCバンド幅の修正期待がさらに集まり、ドル円は急落しますね。その一方、予想より低い値が発表された場合は、上昇します。
 いずれにせよ、ローソク足がトレンドラインの下に行くか、または、上に行くか注視する必要はあります。

前回発表したエリオット波動による値動きを再確認!

 前回のブログ記事で、エリオット波動により今後の値動きを予想して、二つのシナリオを設定しました。今回は、その値動きについて再確認します。
 以下は、ドル円の週足チャートに、エリオット波動のカウントをプロットしたものです。これは、一つ目のシナリオについてカウントしたものです。前回よりカウントの変更はありません。申し訳ございませんが、前回の記事でフィボナッチリトレイスメントの引き方が間違っていたため、価格は変更しています。



 このシナリオは、2023/01/16に(Ⅳ)波が終了しており、その後、(Ⅴ)波のうちのⅠ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ波を形成して、最後は(Ⅴ)波終点に向かって上昇するというものです。
 3週間前にⅢ波が終了しており、現在Ⅳ波を形成している最中か、または、先週末でⅣ波が終了したように見えます。
 前回のブログでは「Ⅳ波はⅢ波を0.236から0.382修正する特性がある。」と解説しました。この解説には補足があります。
 現在、(Ⅴ)波のうちのⅠ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ波を形成しているわけですが、この(Ⅴ)波というものは、エリオット波動でいうところの「エンディングダイアゴナル」を形成する可能性があります。エンディングダイアゴナルは、衝撃波のように、ぐいぐい上に上昇するものではなく、緩やかに上昇する特性があります。そのため、Ⅳ波がⅢ波を大幅に修正することになります。衝撃波であれば、「Ⅳ波はⅢ波を0.236から0.382修正する特性」がありますが、エンディングダイアゴナルであれば、「Ⅳ波はⅢ波を0.786まで修正する」こともあるのです。価格でいうと、「132.941円」辺りまで修正する可能性があります。
 そして、注目してほしいのが、Ⅳ波がⅠ波終点(137.911円)より下に来てしまったことです。これはエンディングダイアゴナルのもう一つの特性です。衝撃波にはない特性なので、現在の波動がエンディングダイアゴナルであることは決定的と言えるでしょう。


 次に二つ目のシナリオについても再確認しましょう。こちらも波動のカウントに変更はありませんが、フィボナッチリトレイスメントの引き方が間違っていたため、価格は変更しています。



 二つ目のシナリオは、現在、(Ⅳ)波を形成している最中であり、黄色文字でカウントしたように、(Ⅳ)波のうちのA、B、C、D波を形成しながら横ばいに推移していくシナリオです。(Ⅳ)波を形成した後は、一つ目のシナリオと同じように、(Ⅴ)波終点に向かって上昇し続けます。
 3週間前に(Ⅳ)波のうちのB波が終了しており、現在はC波を形成しています。C波はB波を0.5から0.786修正する特性があります。価格でいうと、「136.143から131.036円」辺りまで修正することになります。

 なお、一つ目のシナリオが「132.941円」辺りまで修正する可能性があり、二つ目のシナリオが「136.143から131.036円」辺りまで修正するというものなので、価格を確認しただけでは、どちらのシナリオで値動きしているのか判断ができません。(エリオット波動、正直しんどい…)

 どちらのシナリオも下落調整局面が終わり次第、前回為替介入前につけた天井値の151.944円を超えて上昇していきます。一つ目のシナリオでは早いうちに超えることになりますが、二つ目のシナリオとなると、だいぶ横ばい期間が続きそうです。