ハト派のFOMCメンバーがタカ的発言でインフレ懸念が進行

一昨日の「米消費者物価指数07月」は結果が予想よりも低かったことにより、マーケットはインフレ懸念が後退しておりました。

そんななか、FOMCメンバーであり、最もハト派的だった米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁が、タカ派に転じました。
カシュカリ総裁はFF金利については、年末までに3.9%、2023年末までに4.4%への上昇を見込むと発言をしました。

さらに、元FOMCメンバーであり、ハト派とみられていたシカゴ連銀のエバンズ総裁が、インフレ軽視の動きに水を差してきました。
インフレ率は依然として「容認できないほど高い」と発言しており、 FF金利について、年末までに現在の「2.25-2.50%」から「3.25-3.50%」に利上げをして、来年末までには「3.75-4.00%」に利上げをしないと、CPI目標値(前年比)の「+2.0%」は難しいとの考えを述べました。

ハトが急にタカ的なことを言うもんだから、マーケットはひよってインフレ懸念が進行しているようです。
こうなると、下図のとおりマーケットは動きそうです。
  • 条件:「米国リセッション懸念」より「米国インフレ懸念」が大きい
    • FF金利利上げの激化
    • 米国長期金利が上昇
    • 米国株下落
    • ドル高
    • 円安

いつものFedWatch Tool(FF金利先物が反映されたツール)でマーケットのFF金利予想を確認してみましょう。


「米消費者物価指数07月」発表後は、0.75%の利上げ予想が後退していたのですが、0.5%の利上げ予想と拮抗しています。


Probabilities(将来の見込み)を確認すると、来年には「3.50-3.75%」まで利上げが予想され、7月になっても利下げされることはないと予想されています。
昨日までは、来年の5月から利下げが予想されていましたが、そういう甘いムードは消えましたね。

本日の有効ストラテジーを発表!

以下のとおり、現在の「CNN Fear & Greed Index」は53であり、32以上のため、ストラテジを有効にしても問題はないです。


EURGBPとUSDCADの参照用ストラテジ情報は以下のとおりです。
USDCADが買建玉のみとなったため、有効にすることができます。
EURGBPは買建玉と売建玉が両立しているため、ストラテジを有効にすることはできません。



本日、有効にしたり、無効にしたり、数量を変更するストラテジーはありません。

以下に、現在の有効ストラテジーについて掲載します。
有効ストラテジ(2022/08/12 19:30)
ストラテジ名 通貨ペア 数量
DaFeng USDCAD 10(千)
GOAL100 USDCAD 10(千)
Grade USDCAD 10(千)
※上記はセントラル短資FXのミラートレーダーで取り扱っているストラテジです。
※なお、ストラテジを有効にすることは、建玉(ポジション)を持つことではありません。有効にしたストラテジが自動で建玉を持ったり決済をしたりします。

現在の建玉一覧

以下は現在の建玉照会一覧になります。
項目はセントラル短資FXミラートレーダーの画面に表示されているものと同じです。


現在の決済履歴一覧

以下は実践トレードにおける全決済履歴一覧になります。
項目はセントラル短資FXミラートレーダーの画面に表示されているものと同じです。


現在の口座状況

以下は実践トレードにおける現在の口座状況になります。
科目はセントラル短資FXミラートレーダーの画面に表示されているものと同じです。
なお、初期(2022/04/01)口座資産は「¥1,500,000」です。

当ブログの実践トレードでは、セントラル短資FXのミラートレーダーを使用しています。

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