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 先週のドル円の値動きは米国債10年物利回りとビタビタに連動しており、木曜日午前までは、米経済の堅調さ、また、「FOMC議事録公表」によりFRBのタカ派姿勢が確認されたこと等からインフレ懸念が再燃し、上昇し続けました。その後の週後半は調整で下げることとなりました。
 今週は、米PMI速報値の発表、ジャクソンホール会議、また、NADIAの決算等のドル円相場に影響を与えるイベントが予定されています。今週も先週に続き、エリオット波動によりドル円相場の値動きを予想したいと思います。

アトランタ連銀が発表しているGDPNowはうなぎ上り、シカゴ連銀が発表しているNFCIは下落の一途をたどる

 X(アカウント:@Ryujuok)ではつぶやきましたが、今週、アトランタ連銀が発表しているGDPNowが5.8%まで急騰しました。
 以下は、アトランタ連銀が発表しているGDPNowのグラフになります。




 緑色のラインがGDPNowの予想値になります。うなぎ上りなのが確認できますね。
 これは、現在、米経済が堅調であることを示しております。経済を冷やさなければインフレは鈍化しませんので、追加利上げ期待が生じて、長期金利は上昇し、それに連動してドル円も上昇しやすいということを示唆する内容です。
 注意すべきは、このGDPNowは今後の予想ではないので、経済指標等の結果次第では、いきなり急落することもあり得ます。
 なお、今週は、8/24に更新されます。要チェックです!

 次に、シカゴ連銀が発表しているNational Financial Conditions Index (NFCI)を確認してみましょう。

 この指標は当ブログでも何度か取り上げている指標になりますが、0より低ければ、市中の金融状態が緩和されていることを示しています。なお、直近では8/11に更新されています。
 FRBが利上げしているにもかかわらず、市中の金融状態は相変わらずゆるゆるなのがわかりますね。CPIは一時的に鈍化しましたが、いつ再燃してもおかしくない状況を示唆しています。

 先週発表された「FOMC議事録公表(7月25日・26日開催分)」の内容を確認すると、FOMCメンバーの大半がインフレが鈍化しない可能性を懸念し、利上げ継続が必要になり得るとの見解を述べていました。これは、追加利上げの可能性を示唆する内容です。
 上記二つの指標からも、FRBが容易にタカ派姿勢を崩せないのは明白です。おそらくジャクソンホール会議でパウエル議長がタカ派姿勢を変更することはないのではないでしょうか!?

今週は142.996から146.560円の間を推移、または、146.560円超えもあり!

 前回紹介した一つ目のシナリオについて、エリオット波動のカウントを確認しましょう。
 以下はドル円の4時間足チャートです。




 (Ⅴ)波のうちのⅴ波、そのうちの[3]波を形成している最中という点では、前回紹介したエリオット波動のカウントと同様です。
 前回は、[3]波のうちの(3)波を形成している最中と説明しましたが、この点について変更しました。
 先週は、これまで上昇してきた上昇波を相当の割合で修正してしまいました。その値動きを考慮すると、(3)波は既に終了しており、(4)波による修正が進行していたと考えるべきでしょう。
 そのため、直近高値で(3)波は終了しており、現在は(4)波を形成しているものとしてカウントしなおしました。

 ただ、(4)波は(3)波に対してフィボナッチリトレイスメントの0.382以上を修正しています。そして、ローソク足を確認すると、最後に綺麗な切り込み線が発生しているのが確認できます。これは、(4)波がすでに終了した可能性を示唆しています。そうであれば、今週は(5)波を形成して、(3)波終点である直近高値146.56円を超えるほどの上昇を見せてくれるかもしれません。

 しかしながら、それは楽観的な見方であり、(4)波という修正波はしばしば複雑な動きをすることから、今後は横這いに推移するかもしれませんし、一段下に下落する可能性も排除できません。

 (4)波の下限は、(2)波終点である「142.996円」になります。そして、上限は(3)波終点である「146.560円」です。この価格の間で複雑な値動きを見せる可能性が高いです。

 今週控えているイベントである米PMI速報値の結果が良く、ジャクソンホール会議でパウエル議長がタカ派姿勢を示し、また、NADIAの決算が好調だった場合、(5)波を形成しながら小気味よく上昇し、直近高値である(3)波終点「146.560円」を超えるかもしれません。それ以外では、複雑な値動きとなりそうです。

 なお、前回紹介した二つ目のシナリオが進行する可能性については、ほぼなくなりました。

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