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 先週末のドル円相場は、145.00円を付けてから上値が重くなりました。これは間違いなく、6/30につけた直近高値(145.071円)を意識した展開です。当ブログまたツイッター(@Ryujuok)でもお知らせしたとおり、この直近高値を超えてくると、直近天井値(151.944)を目指して小気味よい展開で上昇する公算が大きいです。その一方、この直近高値を超えられないと、最大131円台までの大幅な修正が始まってしまうかもしれません。今回は、上記で示したドル円の二つのシナリオについて再確認をしながら、今後のドル円の値動きを予想したいと思います。

米CPIコア指数は高止まり、PPIは予想を上回り、一部のFOMCメンバーは利上げを示唆!

 先週は、米10年債利回りが昨年の高水準に向かって再び上昇しました。それに連動する格好でドル円も上昇してきたように見受けられます。
 FF金利先物市場では、インフレは鈍化することを見通して早ければ来年3月にも利下げが開始されるものとして動いています。しかし、債券市場はそうした予想とは別の見方をしているようです。
 米CPIは鈍化したとはいえ、コア指数はなおも前年同月比4.7%上昇しました。また、7月の生産者物価指数(PPI)も市場予想を上回りました。さらに、デイリー総裁等のFOMCメンバーは、まだやるべき仕事があるかもしれないと発言しました。こうした一連のイベント結果や発言から、債券市場ではインフレ懸念が増大し、売りが加速したようです。そして、長期国債利回りが上昇したことを受けて、ドル円も上昇したようです。

今週のドル円相場はさらに高みを目指す!?

 今週も前項目で記載したような地合いが継続される場合、今週のドル円相場はさらに高みを目指すことになるでしょう。
 前回のドル円に関するブログ記事で紹介した一つ目のシナリオどおり、直近天井値(151.944)を目指して小気味よく上昇していく公算は極めて高くなります。

 それでは、一つ目のシナリオについて再確認しましょう。
 以下はドル円の日足チャートです。(Ⅳ)から(Ⅴ)波までのエリオット波動のカウントについて確認してみましょう。




 このシナリオでは、(Ⅴ)波のうちのⅠ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ波を形成しており、現在はⅴ波を形成している最中となります。
 さらに、詳細を確認してみると、ⅴ波のうちの[1]と[2]波をすでに形成しており、現在は[3]波を形成している最中です。
 そして、さらに[3]波の詳細を確認してみると、[3]波のうちの(1)と(2)波を既に形成しており、現在は(3)を形成している最中となります。
 つまり、ⅴ波のうちの[3]波、その[3]波のうちの(3)波を形成している最中というわけです。
 なお、[3]波のうちの(3)波を形成しているということは、エリオット波動でいうところのサードオブサードの状態であり、強く上昇する可能性が高いです。

 この波動のカウントが確定する上で重要な条件は、価格がⅢ波終点、つまり、6/30につけた直近高値(145.071円)を超えることです。
 直近天井値(151.944)辺りからショートを仕掛けているトレーダーは、ここを超えてくることを非常に嫌がり、防戦の売りを仕掛けてくるかもしれません。

 しかしですねえ、145.071円は目と鼻の先ですから、これらのショートを仕掛けてきたていたトレーダーが諦めて利確することも考えられます。そうなると、これらのショートカバーが、ドル円を一気に押し上げるきっかけになるかもしれません。

6/30につけた直近高値(145.071円)を超えなかった場合、あれれれれれ…

 ショート勢の防戦が成功したり、ドル円を下げるイベント結果が発表されたりした場合、大幅な修正が行われる二つ目のシナリオが起きるかもしれません。(マジかんべん!)




 二つ目のシナリオでは、現在、(Ⅳ)波を形成している最中ということになります。黄色文字でカウントしたように、(Ⅳ)波のうちのA、B、C、D波を形成しながら横ばいに推移していくシナリオです。
 現在はC波を形成している最中であり、前回のドル円に関するブログ記事で紹介した二つ目のシナリオから変わりはありません。
 C波はB波を0.5から0.786修正する特性があります。価格でいうと、「136.143から131.036円」辺りまで修正することになります。

 なお、(Ⅳ)波を形成した後は、一つ目のシナリオと同じように、(Ⅴ)波終点に向かって上昇し続けますので、どのみち直近天井値(151.944)は超えていくことになります。
 ちなみに、エリオット波動の使い手のなかには、ここから大暴落を予想している人もいます。オカタツは楽観野郎Aチームに所属しているので、この手の予想はシカトします。

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