ドル円の記事は二日ぶりの更新になりますが、エリオット波動のカウントに変更はありません。円安けん制発言が何度か繰り返されているため、上値が重いです。しかし、週初には先週末に引き続き、植田総裁が金融緩和を粘り強く続ける方針を発言しているため、こちらのほうがマーケットでは重視されているようで、強気相場に変わりはなさそうです。

ドル円は介入警戒感から上値が重いが、上値余地あり

 下図は、ドル円の1時間足チャートにエリオット波動のカウントをプロットしたものです。



 本日15:00までの上昇波で➂波のうちのⅲ波が終了し、現在ⅳ波による修正が進行しているようです。
 ⅳ波はⅲ波を0.386程度修正する性質があるため、もうひと下げで終了しそうです。

 ⅳ波が終了すると、ⅴ波により上昇します。どこまで上昇するのか!?
 ➂波値幅は、➀波の1.618倍程度延長することが多いです。そうなると、➂波は150.008円まで上昇することになります。心理的には難しいところですね。