昨日、世界金融の監視役である国際通貨基金(IMF)が、日本の為替介入に対して、介入の必要性が無いとのコメントをしました。「世界中で金融引き締めをやっているなか金融緩和なんかやっているから円安になるんでしょ!?あんたバカあ!?」と、天下り先でもあるIMF様から言われてしまい、財務省は不用意に為替介入ができなくなりました。
 現在まで、ドル円は中東紛争による米債買いにより下落してきました。しかし、本日はこの時間であっても米10年債は大きく売られています。IMFの忠告により為替介入の警戒感が和らいでいる状況で、米10年債売りが続くとなると、今後のドル円は大きく上昇するかもしれません。
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 昨日は21:30に「米CPI」が発表されました。コア指数の結果が予想どおりであり、前回値より低い値でした。また、総合指数の結果は予想を上回り、前回値と同じでした。マーケットは、その結果からインフレが根深いものと判断したようであり、利上げ期待から、ドル円は上昇しました。その一方、メキシコペソ米ドルは、金利差縮小の可能性が高くなったため、下落しました。ドル円の上昇圧力よりもメキシコペソ米ドルの下落圧力のほうが強かったため、メキシコペソ米ドルに引きずられる格好でメキシコペソ円は下落しました。
 また、CPI発表後、4.5%台だった米長期金利は、4.7%台まで急騰したため、ドル円は上昇の一途を辿り、メキシコペソ米ドルとメキシコペソ円は下落の一途を辿りました。
 メキシコペソ円は、X(@Ryujuok)でポストしてきたとおり、二つの波動パターンについて報告してきました。今回は、その確認をしたいと思います。
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 先週から昨日までのメキシコペソは、主要通貨の中で最弱でした。昨日の22:00頃、タカ派で知られているローガンダラス連銀総裁がハト派な発言をすると、米10年債先物が買い戻され、全面ドル安になる局面がありましたが、そのようなときもメキシコペソは最弱でした。メキシコペソは外部要因で下げていることもありますが、おそらく、自律的に下がっているような感じもします。
 一昨日、メキシコ株式のインデックス指数であるボルサ指数は、メキシコ政府が空港運営料金の契約変更に動いたことが嫌気されて下落しました。当日、その下落幅に対して半値まで戻しましたが、昨日はそこからまた急落してしまいました。その影響で、メキシコペソ米ドルも急落しました。
 メキシコ政府に対してマーケットが不信感を抱いているのが、メキシコペソ米ドル急落の根本的な原因なのかもしれません。先々週は、当局がメキシコペソの買い支えプログラムをやめたことを発表して、そのときも急落しました。国民から人気のあるロペスオブラドール大統領の退任の時期が差し迫ってきており、ロペスオブラドール大統領は後継者に負担がかからないように、ペソの買い支えをやめたり、空港料金を上げたりと、いろんな膿を出しているみたいです。
 また、昨日はメキシコCPIが発表されました。メキシコ中銀の年末までのCPI予想は、総合が4.7、コアが5.3です。一方、市場予想は、総合が4.47、コアが5.76でした。そして結果は、総合が4.45、コアが5.76でした。総合は、市場とメキシコ中銀の予想よりも鈍化していました。一方、コアは市場予想どおりであり、メキシコ中銀の予想より高い値でした。コアが鈍化しない限り、メキシコ中銀が利下げすることは無さそうです。当局も声明で長期にわたって高金利を維持する旨を発表しています。しかしながら、CPIの発表後は、結果が嫌気されたのか、メキシコペソ米ドルは下落しました。
 どうやら、メキシコペソは嫌われているようですね。今までのように調子よく買われることはなく、結果が嫌気されるようなイベントがあるごとに急落する危険がありそうです。
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 先週のメキシコペソは、X(@Ryujuok)でリアルタイムにお伝えしてきたとおり、米10年債利回りの高騰で、ドルが全面高となり売られました。また、銅価格が下落基調に乗ると、他の中南米通貨とともに売られる地合いにもなりました。さらに、9月製造業PMIの50割れ、また、メキシコ政府が、突然、空港運営料金の契約変更に動いたことが嫌気され、メキシコ株式のインデックス指数であるボルサ指数が急落し、その影響を受けてメキシコペソ米ドルも急落しました。
 急落イベント発生後は、銅価格とボルサ指数が反発し、米10年債利回りの上値が重くなり、週末はメキシコペソ米ドルは反発して終わっています。一方、ドル円は、雇用統計のNFPが、予想値の2倍程度となる結果となり、再び上値をうかがう展開となりました。それらの通貨ペアの上昇を受けて、メキシコペソ円も週末は反発上昇して終了しています。
 本日は、メキシコCPIの発表が予定されています。予想では、総合指数とコア指数ともに鈍化することが見込まれています。予想どおりなら、インフレ懸念は後退し、利下げ観測が広がるため、メキシコペソは売られてしまうでしょう。また、イスラエルとイランの紛争が苛烈になっています。地政学リスクが高まると新興国通貨は安くなりがちなので、警戒が必要です。
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 当ブログでは、150円に突っ込んだ後に調整が来ると予想しておりましたが、当方が予想していた調整幅よりも大幅に下落してしまいました。予想が当たったとは喜べない状況です(笑)この急落により、エリオット波動のカウントについても変更を余儀なくされる事態となりました。
 なお、為替介入の有無については、様々な意見があるようです。昨日、日銀が財政等要因の余剰・不足額について100億円の余剰を見込んでいると発表しました。その余剰額から考えると、介入は無かったともいえるし、あったとしても小規模なものだったともいえます。
 昨年の大規模為替介入は、介入後に130円台まで下落しました。この大幅下落は、介入後に起きた米国CPIショックによるところが大きかったという有識者の意見が少なからずあります。当時、米国CPIが予想よりも下振れてFRBのハト派色が強まり、ドル円が大幅に下落しました。それが実情でしょう。
 今回は、FRBが長期間にわたって高金利を維持するという強い意志を示しているので、日本の為替介入があったとしても、ただのモグラたたきで終わりそうです。介入によりドル円が急落したところで、押し目買いモグラ戦士達が奮闘するでしょう。焼け石に水。介入をやったほうは恥の上塗りです。ただし、今回の介入は、財務省がプライドをかけた戦いになります。前回の介入よりも大規模な資金を投入してくる公算が大きいです。そのため、介入時の下落幅は前回よりも強烈なものになるかもしれません。ロスカットされないように注意しましょう。くわばら、くわばら。
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